Circo Bordeaux

ミケーレの自著「RUBARE LA VITA AGLI ALTRI」にしばしば登場する
国立演劇学校の友人達と起ち上げた演劇集団Circo Bordeaux
演劇学校卒業後はCirco Bordeauxを中心に活動し、
活動費や生活費を稼ぐためにその傍らでカフェ、そしてTVの情報番組の
レポーター等の仕事も受けていたようです。
そういったバイト代やギャラも舞台の活動費に殆どをあてていたようです。
そんな中ミケーレにお昼のソープオペラ(昼メロ)への出演依頼がきます。
本人はかなり迷った、何故ならその当時支払われる予定のギャラで、
生活費や活動費がかなり助かると思ったそうです。
が、結局断り・・・となったようです。

彼自身のキャリアの出発点でもある舞台、
そして自分達で立ち上げたCirco Bordeauxは演劇論を解体し自分達の演劇を創ろう、
培ってきたものはなんだったのか、という視点から舞台をつくっていたようです。
メンバーの一人Marco Andreoliが主に脚本を担当、
そしてメンバーで更に完成度の高い舞台にすべく試行錯誤の
日々だったと記述しています。

そんなCirco Bordeauxの舞台、一体どのような舞台なのか・・・
見てみたいとは思いつつも映像に残っているものがあまり無く(当然?)
なかなか探せずにいましたが、ミケーレ出演作品の映像が一つありました。
Compendio Generale、大学教授とその教授が創り出したものとの物語なのでしょうか、
二人芝居となっています。

2007年ですから映画Il passato è una terra stranieraへの出演等が決まる
前年ですね。既に映画出演やドラマ出演もすこしづつ果たしている頃です。