2010年、イタリア映画の新しい顔として

■イタリア映画界の新しい顔として

イタリア北東部の街トリエステで毎年開催されている、
国際ショートフィルムフェスティバル,International shorts film festival
その映画祭の2010年開催時に「イタリア映画の新しい顔」
としてクローズアップされた様子。この頃は30代に入ったばかり。
そしてヨーロッパ映画界の若手俳優に贈る賞シューティング・スター賞も受賞した年。
舞台からドラマ、映画と活躍の場を拡げてきて、
「映画界の新しい顔」として様々なところで紹介され始めた頃でしょうか。

過去の出演作品などから見ていると、2008年から2010までの数年間が
ミケーレにとって大きな転機となり、印象的な作品に巡りあっています。
2008年のIl passato è una terra stranieraでは賭博師役で鮮烈な印象を与え、
ミケーレ自身にとっても演技や役作りに対して大きな転機となった作品。
そして2009DIECI INVERNIでは、今迄の怪しげな陰のある役から一転、
本人も監督も上手く演じられるのか撮影直前まで不安だったと言う、
純朴な青年役を演じ、新たなイメージが加わりました。

決して線の太いタイプではありませんが、一度見たら忘れられない表情、
作品の素材としてはスパイス的な存在になっているのではないでしょうか。
2010年以降は更に出演作も増え知名度もあがり、
イタリアでも多忙な俳優になってきています。

髪型などからすると、丁度このときはマリオ・マルトーネ監督の
「われわれは信じていた」の撮影直後だったのではないかと思います。
もしくは、「ヤング・モンタルバーノ」撮影直前だったのかとも思います。


インタビューの様子はこちらから。International shorts film festival
15秒あたりから動画が始まります。
※スマートフォン、タブレット等で動画再生はされません。
  PCのみ視聴可能です。