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ジュリアス・シーザー!?



2016年はシェイクスピア没後400年にあたり、本国イギリスでも様々な
イベントが開催されるようですが、シェイクスピア作品にも多く登場するイタリアでも
今年から来年にかけてシェイクスピア作品の舞台上演があるようです。
演目にはマクベスやジュリアス・シーザーなどがあがっています。
そして、ミケーレがジュリアス・シーザーに主演するとの記載が!
来年2017年の2月上演予定ですね。
まだまだ詳細は不明ですが、今後もチェックしていきたい情報です。

参考:

数都市で上演する予定なのでしょうか。

舞台EURIDICE E ORFEOその2


舞台EURIDICE E ORFEOのナポリの公演も本日14日で終演。
上演しているナポリの劇場TEATRO BELLINIのHPやインスタグラム、
FacebookでもEURIDICE E ORFEOの舞台の様子や情報がアップされています。
6月の初演時より情報が充実してきたように見受けられます。
※追記:2月17日はフィレンツェのTeatro del Popolo での公演が続きます。
  Teatro del Popolo

そして、Facebookでは音楽担当のGuido SodoさんとEleonora Montagnanaさんと
共演者のFederica Fracassiとミケーレのセッションを公開しています。
楽器を奏でられるのは実に羨ましい限り。
特に弦楽器は個人的に大好きな楽器であり音色です・・・。
舞台のPVなどを見る限り、弦楽器の奏でる音色が幻想的な舞台演出を一層
際立たせているように思います。
ベッリーニ劇場Facebook⇒Teatro Bellini di Napoli


Ecco cosa accadeva ieri nei camerini poco prima di andare in scena con "Euridice e Orfeo"....Guido Sodo, Eleonora...
Posted by Teatro Bellini di Napoli on 2016年2月13日




La nostra giornata è iniziata con "Euridice o Orfeo" in scena per le scuole, sembra che anche i giovanissimi si siano...
Posted by Teatro Bellini di Napoli on 2016年2月11日

舞台EURIDICE E ORFEO

昨年6月から公演している舞台EURIDICE E ORFEO、
イタリア国内の主要数都市を廻り、
2月9日~2月14日まで初演のナポリのベッリーニ劇場に戻り
約一週間公演を続けています。
※ベッリーニ劇場 HP:Teatro Bellini

ミケーレ自身もインタビューなどで舞台への情熱を語り、
映像作品が続くと必ず舞台へ戻りたくなる…と答えています。
舞台からキャリアを始めただけに彼自身の戻る場所は舞台と感じているのでしょう。
今回は残念ながら観劇に行けないのですが、
いずれは必ず舞台のミケーレを見てみたいと強く思っています。

ベッリーニ劇場のインスタグラムにも舞台の様子がアップされています。
画像:Teatro Bellini



Circo Bordeaux

ミケーレの自著「RUBARE LA VITA AGLI ALTRI」にしばしば登場する
国立演劇学校の友人達と起ち上げた演劇集団Circo Bordeaux
演劇学校卒業後はCirco Bordeauxを中心に活動し、
活動費や生活費を稼ぐためにその傍らでカフェ、そしてTVの情報番組の
レポーター等の仕事も受けていたようです。
そういったバイト代やギャラも舞台の活動費に殆どをあてていたようです。
そんな中ミケーレにお昼のソープオペラ(昼メロ)への出演依頼がきます。
本人はかなり迷った、何故ならその当時支払われる予定のギャラで、
生活費や活動費がかなり助かると思ったそうです。
が、結局断り・・・となったようです。

彼自身のキャリアの出発点でもある舞台、
そして自分達で立ち上げたCirco Bordeauxは演劇論を解体し自分達の演劇を創ろう、
培ってきたものはなんだったのか、という視点から舞台をつくっていたようです。
メンバーの一人Marco Andreoliが主に脚本を担当、
そしてメンバーで更に完成度の高い舞台にすべく試行錯誤の
日々だったと記述しています。

そんなCirco Bordeauxの舞台、一体どのような舞台なのか・・・
見てみたいとは思いつつも映像に残っているものがあまり無く(当然?)
なかなか探せずにいましたが、ミケーレ出演作品の映像が一つありました。
Compendio Generale、大学教授とその教授が創り出したものとの物語なのでしょうか、
二人芝居となっています。

2007年ですから映画Il passato è una terra stranieraへの出演等が決まる
前年ですね。既に映画出演やドラマ出演もすこしづつ果たしている頃です。

ターラントでのショートフィルム上映イベント

ミケーレは8月27日に故郷ターラントの演劇集団teatrocrestの
招きでショートフィルム上映会イベントに参加しました。
teatrocrestが運営する研究室が制作したショートフィルム“In viaggio con Janet”の
上映に先立ち、演劇や映像についての対談を行ったようです。

teatrocrestは1977年にターラントで誕生した演劇集団です。
ターラントという街の環境では文化が育ちにくいのでしょうか。
演劇や朗読を通して街に文化的な土壌を作ろうとしているようです。
そして、ミケーレ自身も高校生の時にteatrocrestが主催するワークショップに参加し、
俳優へなる決心を固めたようです。
ミケーレは人生の選択肢が少ないターラントを出たくて仕方なく、
高校生の時は音楽と本、詩を書くことが何よりも救いだったと自著でも記しています。

ここ数年は故郷ターラントの再生を願う活動を行っていますが、
そんな活動の原動力となっているのが、演劇に出会った自身のバックグラウンドとも
照らし合わせているのではないかと思います。

参考:
teatrocrest HP
teatrocrestのフェイスブック

ショートフィルム上映前の対談と上映後



画像:Atelier Film Maker Statte

「髪をすっかり変えてしまいたい。刈り上げたい」とGQイタリア版7月号の
インタビューで言っていましたのでその通りになっていますね。
暫くは撮影が無いのでしょう。

舞台EURIDICE E ORFEOの画像追加

6月3日~28日に開催されたNapoli Teatro Festival、
その期間中の6月23、24日の2日間にEURIDICE E ORFEOは上演されました。
舞台の画像が動画と共に数枚新たにアップされています。
Napoli Teatro Festival-Euridice E Orfeo
「愛している舞台に自分を捧げたい」と語るミケーレ、
映像作品が続くと劇場へ戻りたくなる、ともインタビューで答えているようです。
今年のイタリア映画祭2015のパンフレットのミケーレ紹介欄に、
下記の言葉が記されていましたイタリア映画祭2015 公式パンフレットP84)
「演劇にこだわるのは、客観性や距離が大事だと気づいたから」
演劇からキャリアをスタートさせたミケーレにとって劇場はかけがえのない
存在なのでしょうか。

ベッリーニ劇場TEATRO BELLINIは大変美しい劇場のようで、
この劇場でDavide Iodice監督による幻想的で独創的な舞台を見られるとは…
10月上演予定のオリンピコ劇場も美しく歴史のある劇場のようですので、
舞台を見る楽しさに加えて劇場の歴史や建造物を堪能できるのも魅力です。

7月ミラノでも上演(朗読劇にアレンジ)され、10月、2月と上演が決まっているようです。
※当ブログで投稿してあります。よろしければご参考いただけれと思います。
☆以前の投稿


画像をクリックすると拡大されます。
画像全て:Napoli Teatro Festival-Euridice E Orfeo


参考記事:

舞台La vertigine del drago

2012年初演のミケーレ監督・主演の舞台La vertigine del drago、
こちらの舞台の写真を撮影したFlaminia Leraさん。
この方の撮る舞台写真の色合いがとても印象的で個人的に気に入っているのですが、
新たに一枚追加されていました。
実際の舞台は残念ながら見ていませんが、プロモーション動画などで
見る限りこの舞台の緊張感が伝わってくる色調と構図だと思います。

ナチズムの男性と一緒に監禁されることになるロマの女性。
登場人物はこの2人のみ、密室での緊迫するやり取りが繰り広げられる舞台です。
簡単ではありますが以前、当ブログに投稿しましたので、よろしければご参照ください。
La vertigine del drago

Flaminia Leraさんinstagramより

Flaminia LeraさんのHP、flaminialera.comより

予告編

LA VERTIGINE DEL DRAGO TRAILER from Alessandra Mortelliti on Vimeo.


動画:インタビューに答えるミケーレと共演者で脚本家のAlessandra Mortelliti
※repubblica.itに飛びます。


舞台関連記事
teatroecritica.net
teatro.persinsala.it
dramma.it


舞台EURIDICE E ORFEO③

ミケーレ主演の舞台EURIDICE E ORFEOがNapoli Teatro Festival(6/3~28)で
6/23、24の2日間上演されました。
リハーサルや実際の舞台の様子なども徐々にネットに上がってきました。
7月12日にはミラノでも公演。
この公演ではナポリのようなセットを組んだ舞台ではなく、
朗読を中心としたものだったのではないでしょうか。
EURIDICE E ORFEOは10月ヴィチェンツァ2月トリノと公演が続くようです。
10月の公演は9月18日~10月30日にかけて開催される"I Fiori dell'Olimpo"
開催中に公演されることになっています。5月29日のブログより

舞台の評価はまずまずなのではないでしょうか。
主演二人の息もあっているようですし、
クリストフ・ヴィリバルト・グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』等を題材に
新たな解釈のもとにValeria Parrellaによって創作された戯曲も注目を浴びたようです。
Napoli Teatro FestivalのHP(英語・イタリア語版)に舞台のダイジェスト版の動画も
アップされています。⇒Napoli Teatro Festival 舞台の様子

pupia.tvより


以下全てVavàdonatiさんのFBより






Rai TVのリハーサルの様子の動画は視聴期間を終了していました。
(いい表情が多かったので残念)

舞台EURIDICE E ORFEO、10月にも上演?!

昨日お知らせしたミケーレが出演する舞台EURIDICE E ORFEOの続報、
と言いますか、調べてみてわかってきたことです。

ナポリで6月開催されるNapoli Teatro Festival(6/3~28)の期間中6/23、24に
まずは上演されますが、その後10月にヴェネチア近郊のヴィチェンツァにある
オリンピコ劇場でも上演予定のようです。

オリンピコ劇場Teatro Olimpicoの芸術監督を2年続けて担当しているのが、
ミケーレの演劇の師匠ともいえる舞台演出家・映画監督・女優エマ・ダンテ
9月18日~10月30日にかけて開催される"I Fiori dell'Olimpo"
(オリンパスの花?)はそのエマ・ダンテにより企画されこの期間中、
10月16-17日の2日間上演されるようです。
2006年Cani di bancataの舞台に出演しエマ・ダンテの創り出す世界に
かなり触発され影響を受け、ミケーレの演劇観も変化したようです。
今回の舞台はエマ・ダンテの監督ではないですが、Davide Iodice監督も
革新的な演出でしられているようですので、大変興味深いです。

そしてこの10月のEURIDICE E ORFEOの共演者はイザベッラ・ラゴネーゼ!
ミケーレとは『テン・ウィンターズ』で共演、『レオパルディ』では共演シーンこそ
ありませんでしたが出演し、ヴェネツィア映画祭では共に出席していました。
特に『テン・ウィンターズ』では息の合った演技をみせてくれましたし、
オフショットでも2人の仲の良さが伝わってきますので大変楽しみです。
※この情報はROMA City Festでのイベントにイザベッラと共に登壇する、
ということだったようです。訂正いたします。

そして、そのオリンピコ劇場とは、
1585年に建設家アンドレーア・パッラーディオにより
建てられた劇場で、古代ローマ時代を模して造られたとの事です。
画像で見る限り素晴らしい劇場のようですね。


参照リンク:spettacolomania.it(エマ・ダンテインタビュー)
        vicenza.it(ヴィチェンツァ市の広報?)
        Teatro Olimpico(Wikipedia イタリア語)
        teatrolimpicovicenza.it(オリンピコ劇場HP)
        

舞台EURIDICE E ORFEO

ミケーレ主演の舞台EURIDICE E ORFEOがNapoli Teatro Festival(6/3~28)で
6/23、24の2日間上演されるようです。

3月下旬のニュースでは次回作の舞台はTancredi e Clorinda
「タンクレディとクロリンダの戦い」と表記がありましたが、
実際はEURIDICE E ORFEOのようです。
クリストフ・ヴィリバルト・グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』が
題材になっているようです。
監督はDavide Iodiceで変わらず、共演はFEDERICA FRACASSI, 
DAVIDE COMPAGNONE, RAFFAELLA GARDONのようです。

この舞台の情報をもう少し集めてみたいと思いますが、
革新的な監督のDavide Iodiceの作品なのでどように演出されるか大変楽しみです。
(今年は仕事の関係で全く動けないので見られないのがとても残念!)

参考リンク:
Napoli Teatro Festival(イタリア語・英語)
舞台EURIDICE E ORFEO(イタリア語・英語)
オルフェオとエウリディーチェ(Wikipedia)

W Niatri 舞台

ミケーレは舞台俳優としても活躍しています。
自著やインタビューでも舞台への熱い情熱を語っています。
「氷の上を歩くような緊張感とスリルが大好き」(意訳)とも言っています。

ミケーレの舞台を実際にはまだ見たことが無いのですが、
舞台の一部をを動画サイト等で見ることができますが、
それらを見る限りどれも躍動感に溢れていて、
とてもエネルギッシュな舞台への出演が多いと思います。

演劇学校時代に設立した演劇集団Circo Bordeauxから始まり、
演出家エマ・ダンテとの出会いで、演劇への新たな可能性を見出して、
実験的な舞台などにも出演しているようです。

W Niatriは2009年に開催されたNapoli Teatro Festivalで結成された
FABRIZIO FERRACANE, DANIE- LE PILLI,とミケーレのユニットで構成された舞台です。
3人の男性が見る夢や幻想などを1時間20分の作品に収めています。
2010年、2012年にも再演をしているようです。
大変動きのある舞台のようですが、やはり実際に観てみたいです。

舞台の様子

W Niatriのプロモ?

W Niatriのメンバーとのプロモ?

(このミケーレ、リラックスしていてとてもいい感じだと思います。最後は(笑)

次回作は舞台

※4月14日の時点では参照したインタビュー記事から舞台を
   Tancredi e Clorindaと表記したのですが、
   5月21日に EURIDICE E ORFEOとなっていることが分かりました。
  監督やミケーレ出演は変わりないのですが、題名が異なっていたため
  訂正いたします。

インタビューの内容を見ると、ミケーレの次回作は舞台のようです。
すでに動き始めているようで、6月にナポリの劇場に立つようです。

「ここ1-2年は映像の作品が続いたので舞台に戻りたい」と話しています。
そしてその舞台の内容はミケーレ曰く「古典のTancredi e ClorindaEURIDICE E ORFEO
近代的な解釈?方法によって表現する」と言っています。
古典作品を近代的な解釈?これは一体どのようになるのかしら?
この舞台の監督とは?と、気になり早速調べてみますと、Davide Iodiceと言う方で、
かなり現代的、近代的な解釈で作品を作り上げてゆく監督のようです。
古典と聞き、え?ミケーレが?と思いましたが納得です。

演劇学校で叩き込まれた古典、伝統的な演劇手法から脱したいと、
学校仲間と作ったCirco Bordeaux 、そして実験的な舞台に出ているようですので、
Davide Iodice監督と組み、どのような舞台にするのか大変楽しみです。

そして、肝心のこの舞台のオリジナル・・・
このTancredi e Clorindaのお恥ずかしながら知識が無いので、調べてみますと
日本では「タンクレディとクロリンダの戦い」EURIDICE E ORFEOとされ、
オペラ作品なのでしょうか。

舞台はミケーレ自身も演出を既に手掛けたことがありますが、
演劇に対する情熱は恐らく映像の世界よりも熱いものがあるのでしょう。

2013年から2015年春までは主役ドラマ2本、主役映画1本と、出演映画2本、
その合間にオーディオブックを1作品とかなり多忙な状況でしたが、
今年後半は大好きな舞台へ戻ることができてご本人も嬉しいのではないでしょうか。

※参考インタビュー記事1⇒spettacolomania.it
※参考インタビュー記事2⇒leggo.it



ワークショップ

3月17日にローマの IL TEATRO DEL RAMMENDOで、
ミケーレは演劇・劇場についてのワークショップにゲストとして参加しました。
私のイタリア語能力では残念ながら何を語っているのかは、
解りかねますが、役者の技術・スキル、映像と演劇などについて語ったようです。
先月のゲストはエリオ・ジョルマーノでした。

演劇からキャリアをスタートしたので、彼の著書をみていても、

劇場、演劇に対する熱意は大変大きいようで、最近のインタビューでも、
2年ほど映像中心だったけれどそろそろ舞台に立ちたいと答えていました。
いつかご本人の舞台を見るのが夢です。

「ヤング・モンタルバーノ」の撮影もまだ残っているのでしょうか。

シチリアのロケは終了し、ローマのスタジオで少し撮影も行っているようですので、
サルヴォのイメージも残っているのが印象的です。

因みに IL TEATRO DEL RAMMENDOのRammendoとは補修、繕うという意味です。

修復の劇場?養成所と思っていいのでしょうか。
また調べてみる項目が増えました・・・

以下画像全てArteStudioのFBより
MICHELE RIONDINO al progetto IL TEATRO DEL RAMMENDOより

舞台 Siamosolonoi

■Siamosolonoi

2012年に上演された舞台Siamosolonoi
この作品はミケーレがシルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミー在学中に
その学校の仲間達と起ち上げた演劇集団Circo Bordeauxによるものです。
今回の作品では、そのメンバーでもあるMarco Andreoliが脚本を担当し、
監督をCirco Bordeauxとなっています。
そして共演はやはりメンバーでもあるMaria Sole Mansutti
2012年11月が初演ですがツアーとして2013年3月まで全国を廻ったようです。
内容は・・・これはとても難しいです。
相容れない男女、異なる目的を追求しそれによる闘い、
ゲーム理論を参考にした愛の病理学・・・うーん、難しいです。
子供に扮した主人公サヴィーノとエイダが全て大きくデザインされたセットの中で
縦横無尽に駆け巡ります。
その姿はゲームのようでもあり・・・常にエネルギーを発している舞台です。
タイトルはSiamo solo noiとすると「私達」「私達は」??
Siamosolonoiだと、んーこれも造語なのでしょうか・・・入門者には難しい!

Circo Bordeaux

1999年、主にシルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミーの学生達によって
起ち上げた演劇集団Circo Bordeaux、
ミケーレはその設立メンバーでもあり、主要なキャストとして活動をしていました。
Circo Bordeauxは既成の演劇ではなく新しい演劇を模索するために、
オリジナル脚本により言葉を追求し独自の演劇を創り出すことを目標に出発しました
脚本・監督は主にMarco Andreoliさんが担当しているようです。
2000年には初の公演を行い、そこからはコンスタントに作品を発表していたようです。
とは言え、演劇に付きものの苦労も絶えず順風満帆とはいかなかったようで、
お芝居の内容もさることながら、会場探し、資金、集客等々、様々な葛藤があり
アルバイトをしながらの活動、その合間の映像の仕事等々。
お昼のメロドラマへの主役オファーを生活の為、両親を安心させる為に
受けるかどうかを躊躇するも、自分がしたい仕事をしようと断る等、
ミケーレも自著でその辺りの出来事について詳細に記しています。
ただしミケーレはエマ・ダンテの舞台と出会い多大な影響を受けたと同時に
映画やドラマ出演が増えた2007年あたりから少しづつ距離を置くようなりました。

■卒業公演?
久しくCirco Bordeauxとして舞台に立っていなかったミケーレにとって
SiamosolonoiがCirco Bordeauxとして最期の舞台となりました。
旅立つ時期が来た、と言ったような記述を自著のなかでも記していたので、
舞台、特に言葉(台詞)へのこだわりが強いミケーレは
再度、演劇を模索したくなったのではないかと思います。
そして初の舞台演出(監督)のLa Vertigine del Dragoはその一歩なのでしょうか。


リンクへ飛びます⇒ milanofinanza.itへ:舞台についてインタビューに答えるミケーレ

脚本・監督Marco Andreoli、主役Maria Sole Mansuttiとミケーレのインタビュー

La Vertigine del Drago


■ 舞台 La vertigine del drago

2012年の舞台「La vertigine del drago」で主演と舞台の演出(監督)を兼務。
脚本を担当したのはロマの女性役のAlessandra Mortelliti。
差別主義者の男性とロマの女性が事件に巻き込まれ、
ガレージでの共同生活を強いられることになり、
精神的肉体的にも限界となる2人がお互いの違いを再確認し認めていく作品で、
2014年の1月にも再上演された舞台です。
出演者はミケーレとAlessandra Mortellitiの2人だけで構成された舞台。
何度か上演されているので、その都度ミケーレの髪型や
刺青(フェイク)の模様が変化しています。
ネオナチを表現するために、それを象徴する刺青をしている上演回もあったようですが、
その後の上演ではさすがにその刺青の模様は変更になっています。
ミケーレにとって舞台は氷上の上を歩くようなスリルがあり、
緊張するけれどそれがとても好きだと話しています。
 演劇学校卒業後、演劇集団を作り舞台からキャリアを開始したので、
舞台には様々な思い入れがあるのでしょう。
La vertigine del drago、ドラゴンのめまいとなるのでしょうか。


■共演のAlessandra Mortellitiとは

この舞台の共演者で脚本を担当しているAlessandra Mortellitiさんは、
ミケーレと同じシルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミーを卒業した
主に舞台で活動をしている女優さんのようです。
そして彼女は「モンタルバーノ警部」シリーズの原作者、
アンドレア・カミッレーリのお孫さんでもあります。
そして、「ヤング・モンタルバーノ」の第2話「大みそか(Capodanno)」に
事件が発生したホテルの従業員役で出演しています。




「ヤング・モンタルバーノ」第二話にゲスト出演


舞台Cani di bancata

 シルビオ・ダミーコ国立演劇学校卒業後、
同級生達と演劇集団を立ち上げ演劇中心に活動。

テレビや映画にも出演しながら演劇の活動を続ける。
そして2006年にエマ・ダンテという演出家に出会いCani di bancataと言う作品に出演。
身体を動かし、半裸にもなるこの舞台は10人ほどの男優の出演者中の一人です。
このエマ・ダンテとの出会いはミケーレの演劇に対する考えに大変影響を与えたようです。
画像を見る限り興味深い演出の舞台です。