Henry


■Henryとは・・・ざっくりとしたあらすじ

ローマが舞台の麻薬ビジネスに絡む人々を描くノワール色の強い作品です。
麻薬ビジネスを拡大しようとする勢力(アフリカからやってきた
マフィアや地元のマフィア)の抗争、そこに絡んだり巻き込まれたりする人達、
そして警察・・・予告編を見る限り出演する俳優達は個性的な顔が揃っていて、
なかなか興味をそそる作品なのですが、
実はまだ未見の作品で是非とも見てみたい映画となっています。
ミケーレはその麻薬ビジネスに巻き込まれるのか、自ら飛び込んでいくのか・・・
ニナという女性に接近することにより、かなり危険な目に合うようです。

■2010年制作、2012年劇場公開

Alessandro Piva監督の作品で、制作年は2010年。劇場公開としては短めの86分。
同年のトリノ映画祭では観客賞を受賞し、翌年2011年のサンレモ映画祭でも上映さました。
イタリア国内では2012年の3月に公開された作品です。
Alessandro Piva監督は1966年生まれ、写真、編集者、脚本家でもあり、
ドキュメンタリー作品を手がけ、現在はHenryを含め4本の長編映画を撮っています。
この監督もサレルノという南イタリア出身で、
Henryでも南イタリア出身の俳優達を起用しているようです。
2012年にはイタリア国内で公開された映画のようですが、
DVD等が見当たらず未だに見ることができない、
私にとっては幻の映画になっています(大げさですが)
Piva監督のサイトがあり、そちらには過去の作品や経歴なども詳細に載っています。
そしてHenryの登場人物ごとの予告編もあり、おおよその作風を知ることはできるのですが、
一本を通して是非観てみたいものです。

監督が撮影したミケーレ、監督曰く「笑顔が美しい」と。
予告編

プロモーションビデオ