La Vertigine del Drago


■ 舞台 La vertigine del drago

2012年の舞台「La vertigine del drago」で主演と舞台の演出(監督)を兼務。
脚本を担当したのはロマの女性役のAlessandra Mortelliti。
差別主義者の男性とロマの女性が事件に巻き込まれ、
ガレージでの共同生活を強いられることになり、
精神的肉体的にも限界となる2人がお互いの違いを再確認し認めていく作品で、
2014年の1月にも再上演された舞台です。
出演者はミケーレとAlessandra Mortellitiの2人だけで構成された舞台。
何度か上演されているので、その都度ミケーレの髪型や
刺青(フェイク)の模様が変化しています。
ネオナチを表現するために、それを象徴する刺青をしている上演回もあったようですが、
その後の上演ではさすがにその刺青の模様は変更になっています。
ミケーレにとって舞台は氷上の上を歩くようなスリルがあり、
緊張するけれどそれがとても好きだと話しています。
 演劇学校卒業後、演劇集団を作り舞台からキャリアを開始したので、
舞台には様々な思い入れがあるのでしょう。
La vertigine del drago、ドラゴンのめまいとなるのでしょうか。


■共演のAlessandra Mortellitiとは

この舞台の共演者で脚本を担当しているAlessandra Mortellitiさんは、
ミケーレと同じシルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミーを卒業した
主に舞台で活動をしている女優さんのようです。
そして彼女は「モンタルバーノ警部」シリーズの原作者、
アンドレア・カミッレーリのお孫さんでもあります。
そして、「ヤング・モンタルバーノ」の第2話「大みそか(Capodanno)」に
事件が発生したホテルの従業員役で出演しています。




「ヤング・モンタルバーノ」第二話にゲスト出演